Manjaro Linux インストール方法(3/4)

※ここからの手順は、通常使用できるメインマシンがあり、別途「まっさら」にして良いパソコンに対して、消去してもよいUSBメモリを用いてインストールを行う事になります。メインマシンしかない場合や、デュアルブートに関して言及は避けています。

■STEP.03

いよいよインストール。画面キャプチャの都合上、VMware Workstation Proでの画像になります。


USBからの起動が成功すると、ブートマネージャー画面が表示されます。この画面まで来られない場合は、もう一度RufusでのブータブルUSBを作るところからやり直すことがあります。


まずは、キーボードの指定を日本語キーレイアウトに変更していきます。※日本語が入力できるということではありません。


日本語キーボードは「keytable=jp」です。


表示言語を変更していきます。日本語を選択した場合、ホームディレクトリ名も、「画像」「ドキュメント」「デスクトップ」などと変換されてしまうので、好みによっては英語のまま勧めても良いかもしれません。


日本語でインストールを勧めたい場合は「日本語」を選択して下さい。


次に、ドライバーの種類を選びます。


今回はnvidia搭載機にインストールするので、nonfreeを選んでいますが、基本的にはデフォルトのfreeで良いかと思います。


上記設定が完了したら、ライブ起動をします。


ようこそ画面が登場しますので、閉じてしまいます。はじめてManjaro Linuxに触れる方は、一通り読まれることをおすすめします。様々な情報やチュートリアルが見つかります。


インストーラーがデスクトップにありますので、クリックして起動をします。


ようこそ画面を次へ進めます。


タイムゾーンを選びます。ライブ起動前に日本語を選択していると、タイムゾーンが日本に設定されています。


次はキーボードレイアウトですが、これもライブ起動前にkeytable=jpを選択していると、日本語キーボードが表示されます。


さて、いよいよ本体へインストール設定になります。完全にManjaro Linux専用にするために、すべてを削除してすべての容量を使うように設定します。


ユーザー名やらパスワードやらを一通り設定。一人でした使わないために「管理者アカウントと同じパスワードを使用する。」にチェックを入れてしまいます。セキュリティの向上や、複数で共有する場合は別途感謝用パスワードを設定することをお勧めします。


ここで、最近のManjaro Linux親切設計。オフィスソフトを2種類から選ぶことができます。ここでは「LibreOffice」を選択しています。


また、「そんなもんはいらん!」というユーザー向けにインストールをしないという選択肢もあります。


いままでのインストールオプションの確認になります。念の為、ひとつひとつ確認しておきます。


さらに念押しの確認画面が開きます。


インストールにはしばらくの時間がかかります。コーヒーでも飲みながら待ちます。


インストールが完了すると、メッセージが表示されます。そのまま「実行」を押すと、ライブ起動後の画面に戻ります。ここで「今すぐ再起動」にチェックが入っていると、パソコンが再起動を開始します。


僕はゆっくりインストールメディアを取り出したいので、一旦ライブ画面に戻り、シャットダウンをしてインストールメディアを取り除いてから、改めて起動することが多いです。


終了プロセスが開始します。


そして、あらためて起動をすると、基本的に歳ほど設定したユーザーログイン画面が表示されます。


パスワードを入力します。


今度はライブではなく、インストールしたパソコンより起動してきました。


KDEでデフォルトでインストールされる「Yakuake」というドロップダウン式のターミナルエミュレータが「F12」を押すだけで起動できるので、初期設定などをサクサク始めたい場合は、大変ありがたい機能です。

STEP.04に続く

4年前