お客様の下取り品、机上でニュースモニターとして活躍中のThinkCentre M73z。メモリが4GBと、少し心許なくなってきたので、先日レッツノートを分解したときに余ってきた8GBぶんのメモリーを流用しようと企みました。
どうせ、分解するのであれば、グリスアップしたりSSD化くらいはしてあげようということで、フルメンテナンスになってしました。
このThinkCentre M73zの分解はとても簡単。背面の3箇所のネジを緩めて行きます。下部のネジを緩めて行くと、「バキバキ」と、大きな音を立てながらプラスチックの爪が外れていきます。とても大きな音が出るので割れたのではないかと思うほどです。
一定程度緩めたら、本体をこじってすべての爪を外していきます。
CPUのグリスアップと、メモリの増設を撮り忘れてしまったでのすが、写真の位置に各パーツが隠れています。比較的分解に簡単な構造になっていました。
今回使用したSSDは、アマゾンで最安値の「KingDain」(?)120GB。業務用ではない、実験用端末なので十分です。
残念なのは、取り付けネジが入っていなかったので、タイラップで固定です。
あ、そうそう。せっかくドライブを新しくしたので、別のOSを色々と検討した結果、最近人気急上昇の「MX Linux」を入れてみることにしました。
debianベースなので、使用できるアプリケーションも豊富で安心して遊べます。ウィンドウマネージャーも大好きなxfceですのでカスタマイズも簡単。特にMXツールという独自のコンフィグレーションツールも付属していますので、Linuxビギナーにも安心です。
注意点としては、インストール時、ブートローダを入れる場所をMBRではなく「ESP」に入れないといけないということくらいでしょうか。これはMX Linuxだけではなく、UEFIを採用している場合は要確認です。
これで、この端末も延命できることができました。
注:パソコンを分解することはメーカー保証がなくなり、故障の原因になるだけではなく、事故の恐れがありますので、自己責任において判断をして下さい。また、この記事は分解改造を推奨する物ではなく、実験的作業を紹介するものです。
今回購入した物はこちら。
■KingDian 2.5inch Stata3 60GB 120GB 128GB 240GB 256GB SSD Solid State Drive (S280 120GB)(新品)
AMAZON(参考)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0796RTLVB/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1