現在も長野の職場ではMacBookPro2,2を使用しており、作業にもかなり支障が出てくるようになりましたので思い切って現行のiMacを高山村の事務所に設置する事としました。
久しぶりの購入に期待度も高まります。ディスプレーの大きさはMBPに外付けでつないでいるLGが27インチでしたので圧迫感はさほどありませんでしたが、解像度が2,560 x 1,440ピクセルのためにかなり広大な感覚がありました。実際、MBPを90度ヨコにして数枚並べられるほどの大きさですから、通常のウェブページがかなり細長く感じられました。ウェブ製作者としてはここが要注意です。デザインをおこす際に高解像度ではない閲覧者への把握をかなり配慮しなければなりません。
市場のシェアからしてPCユーザの多くはWindows環境ですので、私達のようにMacで制作をしているスタッフは必ずWindows環境で表示検証をする必要があります。それまでは、MBPで無理やり(?)VMware Fusion3で仮想マシンを起動して確認を行っておりましたが、物理メモリーが少ない(4GB)ことでまともに使用する事が出来ず、数年前に購入したWindowsノートを別に起動し確認を行っておりました。
まぁ、それはそれで問題はないのですが、微調整を行うたびにマシンの行き来は元来めんどうくさがりの私には苦痛なのでした。
他のブログを見ると仮想マシンに3GB程度のメモリーを割り当てると快適だ、とも聞いておりましたので、今回iMacに積んだのは最大の16GBでVMware Fusion3の本当の実力を試す事にしました。
納品時に256GBのSSDをSnow Leopard用に156GB、Windows7用に100GBのパーティションを分割してOSを業者さんに導入していただき、早速VMware Fusion3からBootcampパーティションへアクセスを試みました。どちらもSSDということで想像以上の速度で起動し(Windows自体がそれなりなので、それなりですが)エクスペリエンス インデックスは最低6.0をマークしました。すごい・・・とても仮想マシン内で動作しているとは思えないほどフツーにWindows7が動作しています。
もう、起動時にブートを選んでWindows7を起動する必要などありません!素晴らしい、VMware Fusion3!
しばらくマシンの入れ替えをしていなかった事もあり、自分が浦島太郎になった気分を十分味わいました。
さて、そろそろMac OS X Lionの足音も聞こえてきました。これからもAppleは目が離せません。