[注目新刊] フィールドサイエンティスト: 地域環境学という発想 (ナチュラルヒストリーシリーズ)
アフリカのマラウィ湖、石垣島白保のサンゴ礁、アメリカのコロンビア川流域など、さまざまな地域をフィールドにしてきたひとりのフィールドサイエンティストが、多様なステークホルダーと協働して「地域環境学」という問題解決指向の新しい学問を立ち上げていく知的探求の物語。
★森岡正博氏(早稲田大学人間科学部教授・哲学者)推薦
環境学に、理系も文系もない。佐藤さんは、世界のフィールドを駆け巡って「ひとり学際研究」を作り上げ、学問と社会の境界さえ乗り越えようとしている。アフリカから沖縄へ、シマフクロウからサケまで、人と自然が織りなす壮大な交響楽が聞こえてくるようだ。